開業届を提出するのが大変だった話
開業届(個人事業の開業届出)を提出することにしました。
税務署に行かず、e-taxでできるとのことで挑戦しました。
しかしこれがかなり難しかった。
なぜならわかりやすいマニュアルがないのです。
Googleの上位に上がってくるマニュアルっぽい記事は全部、
"パソコンのソフトやさん"の宣伝コラムで
最終的に「ウチ利用したら開業届の作成は簡単だよ~」って流れで。
違う違うそうじゃない。
私は開業届の作成も【提出】もe-taxで完結させたい。
下の子連れて税務署行くの大変だもん。
「誰でも簡単!実際にe-taxで開業届を出してみた!」
なんてブログ記事を書く余裕と優しさは、今の私には残念ながらありません。
「ただただ大変だった!」という出来事を記したいと思います。
結果から言うと、まず提出はできました。
そしてわたしのパソコンやメカ系のスペックはというと、
…パソコンの初期設定はあやうい。
(執筆は問題なくできますので、ご安心ください!)
まず、インボイスの申請は1人でこなせたので、e-taxでの開業申請も簡単にできるのだろうと思っていました。(インボイスが先だったの?って話だけど)
なのでe-tax web版の使い方はある程度理解していましたし、e-taxの利用者識別番号も持っていました。
開業届申請前の私のイメージ
「e-taxログインして、マイナンバーカードをスマホのマイナポータルアプリで読み込んで、必要箇所入力して送信!」
実際にやったことといえば、下記のとおりです。
①e-taxのソフトをPCにインストール
(あれ?そもそもweb版じゃない!web版の中で開業のボタンを必死に探しちゃった)
②e-taxソフトの中から個人事業の開業届出・廃業届出等手続を探しだす
(「どこにあんのよー!!と思って色々押しまくったりググったりしたけど
【所得税】のフォルダの中にこっそり居た…そっちか…)
③個人事業の開業届出・廃業届の書式に入力
④JPKI利用者ソフト(利用者クライアントソフト)をパソコンとスマホにインストール
⑤パソコンとスマホをBluetoothで繋ぐ
⑥マイナンバーカード交付時に自分で書いた、
「署名用電子証明書」の暗証番号が書いてある用紙を引っ張りだしてくる
(4桁じゃない、アルファベットと数字を組み合わせたややこしい方)
⑦JPKI利用者ソフトでログイン
⑧電子署名
⑨送信!
⑩最後に出てくる即時通知を保存
\ これって誰にでも簡単にできることですか~?? /
e-taxでの受付は基本は平日日中しかできず、夫は頼れません。
途中でe-tax経由の提出は投げ出したくなり「開業届の紙に書いて税務署行くしか…」と諦めかけました。(多分その方がめっちゃ簡単)
そして、このシステム作った方に「君、こんなこともできねぇなら、開業なんてできませんよ!べー!!」
と、言われたような気がして、落ち込みもしました。
そういえば、運転免許を取るときも苦労したし、びっくりしたことを思い出しました。
「世の中の大半の人がこれクリアしてるの?」と。
(資格マニアでプロフィールにずらずら書いてるけど、正直国試より運転免許が一番難しかった気がする…)
だから今回e-taxで開業申請やってみて「あれ?私って自分が思っているよりおバカさんなのかなぁ」と思いました(笑)。
作業内容をざっと書くと簡単に見えるけれど、この作業を終えるのに1時間半はかかりました。
徐々に近づいている、初めての確定申告も同じような感じなのでしょうか。
早めに準備したいと思います。
まとめ
栗城マニュアル智子なもんで、普段はマニュアルに頼りすぎなわたしです。
e-taxで開業届を作成・提出するためのわかりやすいマニュアルは、なぜかありませんでした。
色々ググりながら情報をくっつけてようやくわかったけれど…
もっとシンプルだったら良いなぁと思います。
開業したい方はこちら↓
フォームに入力↓
マイナンバーの(わかりやすい)連携↓
送信
こんな感じだったらいいのになぁ。
それかやっぱり、国税庁の偉いシステム管理の方!
もっとわかりやすい、e-taxで開業届を提出するための一連のマニュアル、ください!!!
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